ミドルエイジ(40~60)世代のための寝具の選び方

最も働き盛りといわれるミドルエイジ(40~60歳)はその一方で睡眠が十分にとれていない世代でもあります。厚生労働省のデータでも40~60は睡眠時間が不足がちです。健康維持をするために、しっかりした寝具を選びたい一方で、子育てに費用がかかり、なかなか寝具までは、という方が多いのが現状です。

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健康維持のため、可能な限り睡眠の質を高めたい世代

働き盛りだけに、日常の不調を見逃しがちです。また、睡眠時間は最低6時間をキープしてほしいのですが、現実的には睡眠時間が5時間台という方が多いのです。生活習慣を見直すことと、疲れやストレスがたまりにくい寝具選びが大切です。

独身、もしくは夫婦だけの場合

子育て費用がかからない場合は、可能な限り寝具に投資しましょう。睡眠時間が不足しがちな分をできるだけ質で補うようにする必要があります。

夫婦の場合、結婚時にダブルベッドを購入するケースがありますが、日本のダブルベッドは140cm巾、シングルが100cm巾ですから、十分な幅があるとはいえません。クィーンサイズ160cmがあればなんとか、ですが。しかし、実際には夫婦でも体質がそれぞれ異なります。暑がりの夫と寒がりの妻が一枚の布団で眠るのは無理があり、どちらかがストレスを感じます。それぞれに合わせた寝具を選んだほうがいいので、シングル2つにするなどの見直しをしましょう。

子育て夫婦の場合

お子さんの年齢が15~20歳ぐらいで、子育てに費用がかかる世代です。結婚時に購入した寝具は買い替え時期になっているものの、買い替えのために十分な費用を回せない、そのままずるずる使用する方が少なくありません。しかし、睡眠の質は十分に確保したいのですね。

敷寝具の見直しと、掛ふとんはリフォームで対応する。

敷寝具(敷布団・マットレス)は最もストレスのかかる寝具なので、買い替えは必須です。現状で利用できるものと買い替えるものを分けながら、最適な組み合わせにできるよう提案いたします。ご相談ください。

掛ふとんは羽毛布団をお使いの方が多いので、リフォームを行って、買い替える60歳まで持たせるようにします。ダブルをシングルに、ダブルの掛と肌をシングル2枚に、などサイズを変えることもできますし、住まいの変化(高気密高断熱型住宅へ等)に合わせて、最適な厚さに仕上げることができます。

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