ベビー・乳児(0~3)までの寝具の選び方

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生まれたては、身体の温度調節機能が不十分

生まれたての赤ちゃんは、体温調節機能など、様々な機能が十分でありません。ですから、室内の気温に注意しながら、バスタオルや綿毛布、綿のキルトケットなどをうまく組み合わせてあげる必要があります。

ベビーは基本的にベッドで

ベビーベッドの標準サイズはは70×120cm 掛は110×130cm 又は 95×120cmぐらいです。最初は床から離してベッドにするのがいいでしょう。親とのコミュニケーションもベビーベッドの高さがあった方が取りやすいです。生まれた時期によって、掛ふとんが要るのか、肌ふとんだけにするのか、お部屋の断熱性も併せてご判断ください。

一般には掛は肌布団+脱脂綿のキルトパットを、場合によって綿毛布足すぐらいでもいいでしょう。一歳ぐらいになって自分で立ち歩きができるようになるとベビーベッドも卒業と考えましょう。その場合でもベビーふとんは、お昼寝等に便利に使えます。

三つ子の魂百まで、3歳までの眠りは重要です。

3歳ぐらいまでは基礎代謝量が大人の3倍ぐらいあります。子供はよく眠って、汗をかき、成長ホルモンを出して大きく育ちます。脳を育てる睡眠といわれるレム睡眠は3歳ぐらいまでが多く、特にこの時期は汗の吸放湿性を最重要に考えましょう。汗の吸放湿性が悪いポリエステルなど合成繊維の素材はできるだけ避けたいものです。

ウールはその意味では最適な素材です。英ケンブリッジ大の研究によるとウールを使った方が成長が早いと学会誌に発表があるように、ウールは吸放湿性に優れ、シルクについで人の肌に近い繊維です。

アレルギーの心配は・・・

アレルギーは発症する前の環境に左右されないとのアメリカの学会報告にあります。逆にあまりにきれいにしすぎるとアレルギーのリスクが高いともいわれます。例えばウールの寝具は一定ダニ等のリスクがあります。しかし、乳児に快適な環境を作れるのはウールです。できるだけ天然素材の中で、休ませてあげてください。

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