ジュニア(3~10)世代の寝具の選び方

かつてはジュニアサイズという、大人用より一回り小さなサイズがありましたが、今日ではほとんどが汗を吸わないポリエステル系で、ちょっと中途半端になってしまう世代です。

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最初から大人サイズで

大人サイズは 掛:150×210cm 敷:100×200cmで、ジュニアサイズは 掛:135×185cm 敷:85×190cmぐらいが多いのですが、一人寝をすることを考えると、最初から大人サイズを選んでおいた方が無難です。それの方が、カバー等も選択肢が増えます。

吸放湿性を最重要視する:ポリエステルの布団・毛布類は使わない

丸洗いできる、ほこりがでない、すぐに乾く、ダニを防止等々で、小さなお子様用の寝具にポリエステル系の寝具を選ぶ方が多いのですが、これは絶対に止めていただきたいこと。

3~10歳は育ちざかり。基礎代謝量は大人の2~3倍あり、子供たちは汗をかいて成長ホルモンを出し、身体を成長させます。ポリエステルなどの合成繊維の寝具は、汗を吸わないために蒸れやすくなります。そのため、睡眠の質が落ちてしまい、ココロの成長にも影響を与えかねません。

ウールやシルクが優しいのは、人の肌に近いアミノ酸成分になっているからです。良質の天然素材で、優しく眠れるようにしてあげましょう。

質の悪い天然素材は使わない

一方、質の悪い天然素材はゴミが多く含まれます。天然素材だからといって安心しないでください。ゴミが多い天然素材は、ポリエステル以上にやっかいでもあります。

アレルギーは予防すべきではない?

アメリカでの研究で、アレルギーが出るのは出る前の環境に依存しない、とあります。つまり、ダニアレルギーの場合、アレルギーが出ればダニ防止の手配が必要ですが、アレルギーにならないように防ダニ寝具を使う意味は少ないということです。震災の際にも、長くお風呂に入ることができなかったらアトピーが治ったという話もあります。手を洗わない習慣のある地域の方、ペットを飼っているとアレルギー発生率が低いという研究もあり、あまり過敏にならない方が良いと思われます。もちろん、一旦アレルギーが出てしまえば、相応の対策が必要です。 

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