日本では仰向き寝の方が一般的ですが、一方ヨーロッパなどでは横向き寝が中心で、マットレスの説明も横向き寝でされることが多いのです。ただ、日本も横向き寝の方が増えてきました。横向き寝ではどのような点に注意して寝具を選ぶべきでしょうか?
目次
横向き寝の状態で背骨が真っ直ぐになっていること
横向き寝が難しいのは、仰向き寝に比べて身体の凹凸が大きいからです。特に肩の出っ張りは大きく、普通の寝具では肩の部分から背骨がカーブをしてしまいます。この肩の出っ張りを敷布団・マットレスでうまく受け止めることが最も重要なことです。
肩にかかる圧力を分散させること
横向き寝でしばしば多いのは、肩に圧力がかかるために、腕がしびれたりすることです。肩の圧力を支えるために首回りの筋肉は緊張を強いられ、肩こりの原因ともなります。また、寝返りが増えるので、睡眠の質が低下しやすいのです。
ウッドスプリングとラテックスマットレスを使って、肩の出っ張りを受け止める
ウッドスプリングとラテックスマットレスを組み合わせて使うと、肩をうまく受け止めて背骨を正しい姿勢にすることができます。
ジェルトロンマットレスを使って、肩の出っ張りを受け止める
ジェルトロン、特に2層式のスーパーエクシードマットレスは、でっぱりをうまく受け止めることができる素材です。ウッドスプリングと組み合わせると、さらに有効です。