若者・ファミリー(20~40)世代の寝具の選び方

20~40代は、まだ体力も十分で無理がきく世代。特に独身は睡眠をおろそかにしがちです。一方、ファミリー世代では結婚時に自分たちの寝具を揃えることに加えて、新たに自宅を購入して寝具を一新したり、お子さまがいる場合は、健康的な成長とためにも寝具を十分に考えていく必要があります。

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できる限り自然素材で

大手のインテリア店やネットで購入することが多い世代ですが、そのためかどうしても合繊系の寝具が多くなります。ところが、この世代(特に男性)は新陳代謝も多いために、汗を吸うのが苦手な合成繊維系の寝具は向かないのです。羽毛布団も側生地にポリエステルを使った、通気性が悪い素材のものが多く、蒸れやすくなります。

合成繊維系がすべて悪いわけではありません。基礎代謝が低い冷え性系の方であれば、悪くないかもしれませんが、ストレスの少ない寝具の条件を考えると、できるだけ良質の自然素材を選ぶのがベストです。

独身で一人ぐらしの場合は、取り扱いが楽なものを

一人暮らしの場合、寝具のメンテナンスまで気を配っていないことが多いのです。ウレタン系のマットレスをフローリングに敷きっぱなしにして、カビが生えるということが、しょっちゅう起こります。基本的にはベッドにして、それも通気性を十分に確保して、カビ等を防ぐようにしましょう。

丸洗いできる寝具は使わない 丸洗いはプロに

「家庭で選択できます」という布団が少なからずありますが、ほとんどがポリエステル等の合成繊維系のものです。基本的にポリエステルは汗を吸いませんので、避けた方がベストです。寝具の丸洗いは3年に1度でもいいので、専門のところに出しましょう。コインランドリーでする方法もありますが、3年に1度であればプロに任せた方が確実です。

結婚する際の寝具はシングル×2がおすすめ

ダブルサイズやクィーンサイズを選ぶケースがも多いのですが、お子さまを考えるとシングルを2連にするのがいいでしょう。昨今のマンション等で6畳あればシングル2台を置くことができます。ベッドパッドや上のシーツをワイドキング(シングル2連分200cm)にすれば、1枚のマットレスのように見えますし、親子4人でも寝ることができます。

10~15年後に買い替えや市立て直しをすることを考えると、できるだけ良質のものを選ぶことをおすすめします。子育てがピークになる15年後には、買い替えもままならなくなることが多いからです。

特に乳児の寝具は大切

レム睡眠は脳を成長させるとありますが、脳の成長は3歳までが結構重要です。この世代は、良質な自然素材を使うことを大切になさってください。

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